3月25日 | 四国選手権MX第2戦 ダイバー林選手レポート |
先日行われた、四国選手権MX第2戦愛媛大会
TEAM B−1の色物男ダイバー選手から、さっそく参戦レポートをいただきました
さて、今回のレース展開はどうなったでしょう!
だいぶ暖かくなってきました、皆様いかがお過ごしでしょうか?ダイバー林です。
前回の高知では2ヒート共コケてしまい、スタートダッシュをキメれなかったんですが、第2戦宇和島はニューマシン’07CRF250を実戦投入し、挽回を図ります。
エンジン、車体共、’04より格段に良くなっていて驚きました。
宇和島へは2回練習に行きました。 そして今年からコースが変わりました。
元々あった区間なのですが、数年前にしこせんで使用した時に雨でスタック多数の為封印されていたそうです。
自分は今回のコースの方がダイナミックで好きです。
でも、レース直前になって更にコース変更が。
最後の下り坂に水切りジャンプが新設されました。 コレはキライですね...。
今回、レース前日から雨が降り、レース当日朝方まで降っていました。
当然コースコンディションはマディ。
でも水はけの良いコースなので、状況の変化が早そうです。
新設?復活の区間入口です。下って一気に上ります
上りきって左ヘアピンです
コーナー立ち上がって林間区間へ。今回かなり滑り易かったです
ここから下りが続きます
下りに新設された水切りジャンプです
練習走行時はコース全周がマディだったのですが、午前中最後のレースとなるIB125の頃には、マシになってきました。
スタートのクジ引きでは21台中20番をゲット。
当然距離があって、荒れてて不利なインしか残ってない。
その中でも接触の危険を避ける為一番イン(進行方向右側)のグリッドを選択。
マシになったとは言え、まだまだ滑りやすい状況なので、荒れる展開を予測して、スタート直後の混乱を上手く避ける作戦でいきます。
今回から投入された我が相棒’07CRF250です
スタートは案の定一気に左奥(アウト側)からかぶってくる。
しかも自分のすぐ隣で多重クラッシュ発生!ちょっと距離を置いていたので難なく切り抜け1コーナーに向かうが、前には他のマシンがギッチギチに詰まってる。
特にココの1コーナーは曲がってすぐ登るのでミスし易い。
巻き添えを食らわない内に一気にアウト一杯に車線変更!
この辺は11号バイパスとかで毎日練習してます。
イン側の混乱を横目に見ながら1コーナーをクリア。
続く2コーナー入口でも数台が転がっていたが、練習していたイン小回りのラインで切り抜ける。
が、直後の上りの急坂の助走が足りない。
1速で失速エンストを避けつつ、かつホイルスピンさせてマシンを暴れさせない様にビミョーな半クラワークを駆使しつつ登る。
ふとアウト側をみるとゼッケン13浜田選手が同じような状況で登っているが、前に出られると大変なので3コーナー進入でがんばってなんとか前に出る。
でも前が居ない。
そのあとはほぼ一人旅で走るが、一人なのもペースが作りにくく、自分に負けて2連をナメて行きたくなるが気合を入れ直して飛んでいく。
泥の付着を考慮して固めにセッティングした足回りが裏目にでて、ギャップをキツく感じながらもレース終了。
21台中13位でした。集中力切れそうでした。
2st125クラスのスタート前の森選手です
ホームストレートの水切りジャンプです
コース中盤の右バンクコーナーです
フィニッシュジャンプです。先週は飛び切れてたんですが...。
同じくホームストレートの水切りですね
1コーナーです
右バンクコーナー進入です
1コーナー直後のテーブルです
午後のオープンクラスでは、クジ引き19番をゲット!
今日はどうもクジ運悪い。
でも一番アウトに空いたグリッドを発見、愛機を滑り込ませる。
コースコンディションは日向はホコリがたつ程乾く一方、日陰の林間コースでは朝と大差ないマディコンディション。
IBはパレードラップ有るんで助かります。
スタートはムリをせずアウトから様子をうかがう。
やはりインでなにやら怪しい動きを確認しつつも1コーナーを無事通過。
直後の2連の向こうで右前の選手が転倒!
数台が止まりきれずに突っ込んでいく。
2コーナーでもやってる、坂を上りきってもう大丈夫と思っていた3コーナー出口でも3台ぐらい絡まってる...。
全て引っ掛からずにクリアして左の山の新設区間を登っていたらゼッケン03善家選手に抜かれる。
が、続く下りのブレーキングで差し返す。
そのまま2周目突入するも、2コーナー進入で2速のつもりがギア抜け転倒!
周りを巻き込んでる感じはあったが、エンジンも掛かっていたのでサッサと再発進。
オープンクラス序盤、左のヤマの下り区間です
手前はゼッケン13浜田選手です
ゼッケン16花房選手と第一次バトルが勃発するが、なんとか抜けて少し距離をとる。
が、終盤ラップしてきたトップ集団に譲ってたら、直後に花房選手が追いついてきて第2次バトル勃発!!
NA時代からよくバトルになる選手だが、負けられない。
オレが先行してても、最終コーナーでインを差してくる。
でも直後のフィニッシュジャンプで並んで飛ぶ。
ホームストレートではウデがあがって手が離れそうになっても気合で全開、1コーナー(右ヘアピン)進入ではブレーキング競争からインを押さえ、続く2連を飛んで”少し離せたかな”と思っても2コーナー進入(左バンクコーナー)でインを差してくる。
ラインをクロスさせながら直後の急坂を上る。
中段の2連で抜き返すが直後の下り左バンクコーナーで差してくる。
でも立ち上がりで並んで、下りながらジャンプ小を並んで飛んでドンツキの右ヘアピン、インとアウトにラインが別れる。
アウトを回って続く2連を飛ぼうと加速するが、インから花房選手が気持ち膨らみながら立ち上がってくる。
でも今更引けないので2速で無理矢理引っ張りながら並んで2連進入!
ヒジが当たりながらもお互い無事クリア。
右に曲がりながら登る急坂を上って新設区間へ。
下って登って左ヘアピン進入で、インから抜かれる。
マディなままの林間で間合いを詰めながら最後の下りへ。
新設の水切りジャンプに向けてブレーキング競争、前転の恐怖と闘いつつもなんとか凌いで前へ。
ちょっと一安心してたら直後のS字2個目で並んで最終コーナー進入で再び差してくる...。
そんな感じの闘いが数周続く。
一周の間に何度も順位を変える激しいバトルでした。
そんな息もつかせぬバトルが続いたんですが、最終ラップの左のヤマのてっぺんのヘアピンで接触しそうになって単独転倒!
最終コーナーまで競っていきたかったんですが。
結果は22台中19位。
レース終盤、ゼッケン16花房選手とバトル再発!
下り区間です。曲がりながら下りていきます。
ホント気の抜けないバトルでした
確かに順位そのものは大した事ないんですが、あのバトルをできた事はとても嬉しく思うし、レース後見てた人達から”いいバトルだった!””いいモン見せてもらった”とか声を掛けてもらってホント嬉しかったです。
今回は午前中は自分との戦い、午後からは他者との戦いだったなと思います。
その中で自分の未熟さを痛感しました。
でも午後のバトルはサイコーに楽しかったです。
花房選手ありがとうございました。
森 選手入賞!この調子で頑張って!
次戦は4月29日長尾です。
開幕以来アウェイが続いて練習等しんどかったんですが、ホームに戻ります。
地の利を生かすよう頑張りたいと思います。
待望の春のシーズンがやってきました。
皆様楽しいバイクライフを。
林伸彦
diver@h5.dion.ne.jp
レース参戦お疲れ様でした!&長文レポートありがとう!
今回は久しぶりに応援に行ったかいが有り、激しいバトルが見られて良かったです!
次のバトルでは、勝利を勝ち取れるよう、日々精進しましょう!
まずは、その出っ張った腹をどうにかせんとイカンかなぁ〜(~_~)
ワシも、サインボードのマーカー新しいの買っておきます(~_~;)
おやかた筆