9月24日 四国選手権MX第7戦
ダイバー選手レポート

TEAM B−1ダイバー選手からの、選手権レポートです。

さいきん怪我続きだったのですが、さあ、今回のレース展開はどうなったのか!


 

 すっかり秋らしくなってきました。皆様いかがおすごしでしょうか?ダイバー林です。

今年の夏は美馬のレースでの左ヒザの負傷の為、家でおとなしくしていました。

 


ま〜た観客席から見えないトコシリーズです。右のヤマのS字進入です。


で9月になってヒザもよくなってきたんで高知に練習に行ったら、
2連ジャンプで3速で行くべき所を4速で入ってしまい、マトモに2個目のヤマに激突>前転!
ハラを打って息が止まったトコロにCRが左肩に降ってきました。

病院行ってないんで良く分からないんですが、右脇腹のアバラは多分ヒビ。
右手首も痛いっす。

んでしばらくぶっ倒れてたんですが、悪いイメージをひきずらないように、練習再開したところ、ミッショントラブル発生!
1速に入ったまま変速不能に。
3速ギアの横の所がバラバラになってました。


S字2個目です。キツく登りながら曲がるのでアクセルワーク難しいです。


 次の週は会社のソフトボール大会で見事正捕手のポジションをゲット!
でも捕球し損ねてアバラに入った時は目の前真っ暗になりました!
まぁそれでも夜のパトロールは出動するんですけど。


S字抜けたトコがジャンプになっています。
着地がストンと落ちてるんで結構怖いかも。その先が折り返しの左ヘアピンです。
       


 レース一週前に再び高知で練習。でも走行開始2周目でサブフレームを留めてるボルト(タンクのすぐ下)が折れる。
応急修理で一日しのぐも、遂に夕方負担が掛かっていた下側取り付けボルト(スイングアーム付近)でサブフレーム本体が折れて練習も終了!

でもなんとかレースにはマシンの修復も間に合って、いつもの二台体制で臨む事ができました。
体はスタンディングでアクセルを大きく開けると手首が痛いけどなんとかなりそうです。


ヘアピン抜けたら、レース後半荒れてくる短い直線を抜けて下りの大ジャンプです。


 今回コースはウォッシュボードが2個ずつ飛び易く変わったぐらいで、他は変更なし。
コンディションは完全ドライ。
散水もだいぶ撒いてくれてるんですが、やっぱり凄いホコリです。
 


大ジャンプから左にゆるく曲がりながら下って、ドンツキの右ヘアピンへ。怖いトコですね〜。
でさっきから写ってた水色のシャツの人はNAの深酒こと深川君でした〜。
今回写真撮ってくれました。



 


その右ヘアピンです。この辺まるでジェットコースターみたいです。
 


125クラスのスタートです。ハコの横が私です。

 125はスタート動き出しは良かったんですが、1コーナーまでにはケツの方へドロップ。
1コーナーでクラッシュに巻き込まれそうになって避けたりしていたらケツに!
でもココんトコ大きなクラッシュが続いたせいか、恐怖心に負けてしまい全然ペース上がらず。
どうしても恐怖心に勝てずアクセルを開けられない。
CRFの少々まったりした特性につられてか、タラタラと走って20分終わる。
結局最下位のままフィニッシュ。


バトルして負けたんじゃなくて、自分の精神面が原因でこんな結果になってしまって、自分自身情けなくてもう帰りたくなりました。
 でも他のレース(NBやNA)みてたらだんだんヤル気が戻ってきて、ラゼンさんの優勝が決定的にボクの背中をドーンと押してくれました。


中盤の2連>2連の2個めですね。1個目しかまとめて飛べないんですが...。
腕組みしてる青いシャツの人物がTEAM TAROのボスであります。


これも同じトコですね。


 

 

 


午後のオープンクラススタート!
多分この位置から250のパワー任せにまくっていったんだと思います。

オープンクラスはスタート出れて5位くらいで1コーナー進入!
動き出しもその後の加速も250パワー炸裂でバッチリ前へ出れました。

とはいえ周りの人たちはとても速く、後ろから”どけ〜!!(怒)”と、おらんで(叫んで)きますがオレも完全にスイッチ入ってるので”じゃかあしぃ〜クソボケッ!!(怒X2)”とおらび返しながら栓をする。

途中接触したり、ラインがクロスしてぶつかりそうになっても、当たってもかまんコシで突っ込んでいったり、と激しいレースになりましたが実力差はいかんともしがたく、少しずつ順位を落としてしまう。

多分10番ちょっと過ぎでゴール。
すっかりいつものオレに戻って良かった良かった。


 

 


コース中盤の大テーブルトップに向かってフル加速中!

 


ウォッシュボードです。
だいぶ拡大かけたんでちょっと画像粗いす。

 


ウォッシュボード抜けて上りの右ヘアピンです。
フロントの向きがビミョーですねー!

 

 

 今回思ったのはトップ集団とのスピード差。
もっとX2走り込まないと。
2周ぐらいは等間隔でついていけたんですが。

それとスタートの大事さ。
自分が出れてはじめて”スタート出れたらこんなに楽やったんや〜”と思いました。

 125終わってから自分的にすごく辛くて、”こんな走りしかできんのやったらレース辞めよう”って真剣に思ったりしたんですが、現金なもので250でスタート出れた途端ヤル気になります。

結果的にはいつもぐらいのポジションに落ち着くんですが、IBの前の方の選手と本番で一緒に走れて、色々勉強になりました。
現時点でテクニックでは負けてても、闘う気持ちは負けてないと確信できました。

 


 次回は今季最終戦の第8戦長尾です。
地元やし最終戦なんで結果出したいトコなんですね〜。
気張り過ぎてヘタうたん様にがんばります。
 


バイク気持ちいい季節になりました。
ケガに気をつけて楽しいバイクシーズンを。
 


10/5追加

「ダイバー林の日記」はこちら

 


ダイバーお疲れ様でした。

怪我の部分が心配でしたが、何とか乗り切れてよかったです。
しかし、爆弾を抱えていることには違いないので、用心しましょう。

マシンにも疲労が溜まってきたようなので、残り1戦戦った後、シーズンオフは完全オーバーホールして来年に向けて準備しておきましょう。

今年はIA昇格無理そうやな。(ボソリっ。)

おやかた筆