9月10日 全日本TR中国大会観戦

行ってきました、山口県下関の「フィールドパーク幸楽」で行われた、全日本トライアル選手権第6戦中国大会。

全日本大会を見るのは、今回が初めてで何が起こるのかワクワクしながら行ってきました。


 

選手権は、朝8時ごろからIB(国際B級)クラスがスタートするそうですが、松山から行くにはフェリーで前日の夜10時初で九州の福岡県小倉に早朝の5時に到着する便が便利。関門海峡トンネルを渡れば会場まで1時間もあれば到着です。

 


前日の夜
いつも井原山のトライアル場でお世話になっている方々と乗り合いツアーです。


関門トンネルの九州川の入り口です。
壁面には名産のフグの絵
 


トンネル内
案外狭いです。

 


時間がたっぷりあるので、朝食をファミリーレストランにて。
モーニングはAM6:00からとの事で少し待って朝食開始。
写真撮るの忘れてて食べかけです。ごめんなさい。
メニューは確か鮭定食だったような・・・。

 


モーニングコーヒー頂くの図


関門海峡大橋をバックに今回のツアーご一行

 


愛媛から参戦のガン野さん
ゼッケンナンバーが、なんだかショボイですが、
これまで何度も大きな大会に出てて慣れてるのに何を思ったか間違って数字の色を黒で作ってきてしまったそうで、急遽ガムテープで白文字を作成

 


ガス屋の冨さん
香川県からの参戦です。

 


うわさには以前から聞いていた人ですが、
全日本参戦の最高齢ライダー
なんと!61歳!だそうです。
成績も良いところにいくそうで、すばらしいです!

 


ビデオとかで見たことある人もいると思いますが
トライアルデナシオンにも参戦経験のある
女性ライダー高橋選手
紅一点で目立っておりました。

 


こちらはいつもお世話になっているGASGASの輸入元のパドック
一番良い場所に陣取ってました。

 


ウォーミングアップエリア
この部分だけでも3セクション作れるくらいの広さがありますが、ここ「フィールドパーク幸楽」は
本当に広いエリアで、今回11セクションありましたが、まだまだ開拓すればいくらでもセクションが作れる、広大な土地があり、おまけにこの施設の所有者は大きな建築会社で、馬鹿でかい石を設置したり動かしたりはお手のもの。
この近辺に住んでいるトライアルライダーがうらやましいです。
一度遠征して練習に行きたいところです。

 

 


ウォーミングアップエリア上から見下ろした所
写真中央でデバックをしょって写真を撮っている人、目の前でウロウロしてじゃまだな〜と思ってたら、九州の友達でした。年賀状のやり取りはしてるけど、1年半ぶりにバッタリ会ってびっくり!
日本は狭いです。(~_~)

 


IAスーパー成田匠選手

 


スタート台
写真はIAクラス三谷選手
ここから、10セクション3ラップをマキシマムタイム6時間で競技スタート

 



IAスーパー成田匠選手のいでたち
あれっ?っと思ったのがトライアルっぽくないなと。
よく見てみると、ヘルメットはSHOEIのVFXーR?
JERSEYもモトパンもモトクロス用の2ピース
ブーツはGAERNEのEDPRO
おまけに膝にはSIXSIXONEのトムキャットニーガード装着!
このまんまでエンデューロ&モトクロス走れますよ!

 

 


可愛い青年発見!
ではなく、昨年の全日本国際A級クラスのシリーズチャンピオン
今年からスーパークラスに昇格の「坂田匠太選手」
地元松山の大学生です。
GASGAS唯一のサポートライダー
出身校はおやかたと同じ高校で科も一緒、おやかた先輩なので大きな顔できます。
でも、一緒にトライアルしているときは、ヘタッピなのでいつも笑われます。
(上手くなっていつか抜いてやる!トライアル以外で・・・。)

 


第1セクション
ギャラリーいっぱいです。
又聞きですが、公式発表では入場者数2000人とか。
今大会いつもの全日本と比べても多かったそうです。
天気予報の雨も予想が外れて曇天のあまり暑くないいい観戦日和でした。

 


セクション出口付近の木の根だらけ、上り下りのところ
ここにたどり着く直前に川を渡るのでタイヤが濡れてすごく滑りやすくなってます。

 


坂田匠太選手

 


ゼッケン1&ランキング1 黒山選手
BETAから今年スコルパに移籍しての参戦
やっと4サイクルに慣れてきたかクリーン連発してました

 


田中太一選手

 


IB泉選手
松山のトライアル場「井原山」でいつもお世話になっています。
オーバーハングの岩の飛びつき見事成功!
いぶし銀の走りです。

 

 


手前の岩から停止状態で発射!(ほんとうにそんな感じ)
で、向こうの岩に飛び移ります。
バイク何でそんな動きができるの?状態です。

 

 


第3セクション
山の斜面を利用して上がったり下ったりのセクションですが
スーパークラスはこの斜度のキャンバーターンが途中に入ってます。
すごすぎます。歩いても行けません。

 


第4セクション
セクションアウト付近の大岩越え

 


第5セクションのイン

 


今回IAスーパーの明暗を分けたIAスーパー専用第6セクション
今居るバイクの位置から助走無しで滑りやすいこの大岩を登ります。
1ラップ目登れたのは黒山選手ただ一人

 


第6セクションのイン
このあたりは水が沸いていてタイヤにベットリ泥が付いてしまいます。
この泥が後の大岩登りに邪魔物

 


大岩登りの少し手前にポッコリと出た岩があるのですが、ここで、ドラッグレースのバーンアウト(停止して後輪空転)の状態でタイヤのグリップを少しでも回復しようと各選手努力してました。

 


只今3連勝中の小川選手も失敗
マインダーの補助で転落は免れました。

 

 


この第6セクションでマインダーの補助が届かずマシンを転落させてしまった田中太一選手はチェンジペダルの修復中
これまでのマインダーではなく、どうも息が合わない様子。

 


第7セクション

 


逆キャンバーに横たわった2枚岩を抜けるセクションが難しそうでした。

 

 


第9セクション

 


坂田匠太選手のトライ
 

 

 


第10セクション
かなりの高さがあるヒルクライムですが、案外楽そうなセクションでした。
大会本部に近いのでギャラリーアピールポイントでした。
エンジン特性の違いか4サイクルエンジンの方が楽に登ってたような。
ここは、エンデューロの選手でも全日本クラスの人なら楽に登ってしまうでしょう。

 


第11セクション
人口セクションです。
飛びつきのきっかけに土のうが置いてあるもののこの高さはすごいです。

 


坂田匠太選手もバッチリ

 


大会終了、帰路に着きます。
 

 


初全日本TR選手権観戦、目からウロコ状態でした。

皆さんも機会を作ってぜひ観戦した方が良いですよ!

バイクの動きの予想範囲を大幅に超えてます。

全日本が遠いという人は、まず、四国選手権からでも!

次は9/24香川の八栗テックで開催されます。

おやかたも参加しますので、一緒に乗り合わせていくという手もありです。
お気軽に声をかけてください。