5月22日 火の国ED参戦レポート toiちゃん

B−1toiちゃんの参戦レポートです。


火の国エンデューロ参戦レポート

 
船旅気分の行きの船内


toi選手うたた寝中


フェリーでは、トレーラーに乗せたバイクは注目の的

5月21日(土)

 

午前8時、遅刻者なくお店に全員集合。ハイエースとトレーラーにバイクと荷物を満載し、

いざ出発!一路、阿蘇を目指します。

九州上陸後、チーム「マウンテンミサイル」の方々と合流し、無事会場に到着。

会場入りしてびっくりしたのは、そのコースの広さ!あまりにも壮大すぎて、コースの全貌がわかりません。

いったいどこを走るのやら?九州の大地はとにかくすばらしいところが多いです。

会場へ向かう途中も、「ここを走ってみたいー!」という場所が多数ありました。

きっとすばらしい林道も数多くあることでしょう。

 
根子岳


レース会場
遠くに見える所までコースです。

さて、テント設営や寝床の準備も終わり、明日のレースに向けて早く寝ましょう………。

なんてことはあるはずもなく、ある意味今回のメインイベント、宴会の始まりです。


早い時間に到着、後はメインイベントをするだけ!

僕は初めてお会いする方ばかりでしたので、いろいろとお話できてよかったです。

標高が高いせいもあってか、酔いの回るのも早かったですが、楽しいひと時を過ごすことができました。

ちょうどよい酔っ払い加減で、気持ちよく就寝。それにしても皆さんお酒に強い方ばかりですねー。


 

 
楽しい宴会は続きます。


何しても楽しい!

5月22日(日)

 

お酒も残らず気持ちよい目覚め。しかしテントの外に出てみると、夜のうちに降った雨のせいで

まずまずのマッドコンディション。「もうこれ以上降らないでくれ」という願いもむなしく、

スタート前にはどしゃ降りに…。即席ゴミ袋雨ガッパを装着して、スタートラインへ。

なんといっても約190台いますから、スタートの瞬間はとてつもなく緊張します。

さらにマッドコンディションのため、スタート後の団子状態でのマシンコントロールも大変。

しかも九州の黒土はなかなか手ごわいです。すべりまくりです。

そんななか、さっそく長い上りで渋滞発生。どのバイクもすべる地面に足をとられ、なかなか登っていきません。

「よーし、いったろやないかー!」と、アクセル全開でクラッチコントロールしていると、「ピー!シュー!ゴボゴボ…。」

GASGAS製蒸気機関車完成…。

みごとに冷却水が噴きだしてきました。とりあえず冷えるまで待ってふと考えると、予備の水持ってないしー。

その場にバイクを置きとことこ歩いて駐車場まで戻り、ペットボトルに水を入れて再びバイクのもとへ。

バイクに乗りに来たはずが、こんなに歩こうとは思いもしませんでした。

水は持っておかないとだめですね。ラジエターファンもいります。

そんな感じで再スタートを切るものの、坂を上るごとにラジエターが吹いてしまい、上ってはエンジンを冷やしの繰り返しで、

なかなか進めません。ラジエターに風がよく通るくらいスピードだして走れればいいんですけど。はは。

それにしても、どこを走ってもほんとによくすべります。「開けていかなければ!」と、ある上りを全開でいったところ、

見事に上りきった後、止まりきれずに木に激突。チーン…。勢いがあればいいってものでもないんですね。

黒土は初めて走ったので、いろいろと勉強になりました。

途中止まっているときには、ほかのライダーの方と少しお話なんかもできたりしました。

GASGASに乗られてる女性ライダーの方もいらっしゃいました。

その後何とか茶屋までたどり着き、ラジエターの水補給をしてもらい、ライダーはカルピスを一杯ゴクリ。

そして時間を聞いてびっくり。もうすぐチェッカーの時間です。

今回は雨がひどく降ったため、当初の予定よりレース時間が短縮されました。それにしてもまだ1周目です。

ああ、なさけない。

 
レース後はみんなドロンコ


バイクもいたるところに泥が詰まってます。

そこからしばらく走って無事チェッカー。とりあえず完走であります。

一緒に出場したチーム員の方々も、皆さん無事チェッカーを受けられました。

今回はチェッカーの時間も延長されましたので、多くの方が完走されたようです。

走り終えたバイクはあらゆるところに土がてんこ盛りで、落とすのにだいぶ苦労しました。

 


くじで当たったクーラーボックス


クラスは違うけど同じ6位入賞の二人
マウンテンミサイルのじりも6位入賞でした。
身内で6位総なめ?


レディース賞GET

帰り道では温泉に入り、体についた汚れを落としてリフレッシュ。

そのあと濃い味のラーメンを食べ、無事帰路につきました。

今回のレースは、黒土初体験(しかも雨)ということで、収穫は大きかったです。

そして必ずやリベンジすることを心に誓ったのでした。

マウンテンミサイルの皆さんをはじめ、九州の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

次回、一緒に走れる日が楽しみです。 

 

それでは、報告終わりです。

帰りの船内


やっぱ九州のレースは楽しいですねぇ〜

今回の遠征費も格安だったのでなおよし!

またみんなで行きましょう!

おやかた筆